北照 初戦敗退で目標の“夏1勝”ならず 指揮官「歴史を変えたかった」

[ 2019年8月11日 17:25 ]

第101回全国高校野球選手権大会 2回戦   北照3―4中京学院大中京 ( 2019年8月11日    甲子園 )

<中京学院大中京・北照>上林監督(右)に労われる北照・桃枝(撮影・北條 貴史)
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 2年連続出場となった北照(南北海道)は3―4と接戦を落とし中京学院大中京(岐阜)に敗れて初戦敗退。5度目の夏の聖地で初白星とはならなかった。

 6回にエース・桃枝(3年)の適時打で先制。しかし、悪夢は7回に待っていた。ここまで好投を続けてきた桃枝が崩れて4失点。最終回に1点差まで詰め寄るも力及ばずに敗戦となった。

 上林弘樹監督は「(夏の甲子園で1勝して)歴史を変えたかった」と悔しい表情。エースの力投には「桃枝はよく投げた」と称賛の言葉を送った。

 来夏こそ歴史を変えるべく、指揮官は「打力や、ここ一本の粘り強さが足りない。(夏1勝の目標は)次の代が引き継いでくれたら」と先輩たちの思いを新チームへ託した。

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