近江・エース林 初戦敗退に号泣「エース失格…チームを勝たせられなかった」

[ 2019年8月11日 14:29 ]

第101回全国高校野球選手権大会 2回戦   近江1―6東海大相模 ( 2019年8月11日    甲子園 )

<近江・東海大相模> 完投したものの敗れ肩を落とす近江・林(左)(撮影・亀井 直樹)
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 近江(滋賀)は1―6で東海大相模(神奈川)に敗れ、2年連続の初戦突破はならなかった。

 昨夏の甲子園準々決勝で金足農(秋田)に2ランスクイズでサヨナラ負けしてから1年。雪辱を胸にマウンドに立った今大会屈指の技巧左腕・林(3年)は、強打の東海大相模打線を6安打に抑え自責点は1だったものの、滋賀大会無失策の守備陣が6失策と大きく乱れて、まさかの6失点。滋賀大会4試合で26イニング無失点の林は、内外角に直球、変化球を制球良く投げ込み、好投手の片りんは見せたが、悔し涙が止まらなかった。

 試合後、林は「チームを勝たせられなかったのは、エースとして失格。このチームを勝たせられるような投手になれなかった」と唇をかんだ。

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