阪神・糸井登録抹消 左足首関節炎、3年連続離脱も矢野監督若手に期待「他の選手にもチャンスが増える」

[ 2019年8月11日 05:30 ]

 劇的勝利の一方で、逆転でのクライマックス・シリーズ(CS)進出を狙う阪神に痛恨事が発生した。9日の広島戦で左足首を痛め途中交代した糸井嘉男外野手(38)が10日、今季初めて出場選手登録を抹消された。球団広報が「朝の状態を確認し、長引きそうなので本日抹消しました」と発表した。

 同戦の2回に二盗を試み二塁へ滑り込んだ際に負傷。試合中に大阪市内の病院に直行し「左足首の関節炎」と診断された。痛みに強い超人が苦悶の表情を浮かべてすぐに交代したことからも状態が心配されていた。阪神移籍1年目の17年は7月中旬に右脇腹を痛め約1カ月離脱。昨年は6月末に死球で右腓骨を骨折し、9月には左肩も負傷した。3年目の今季は「ケガしないこと」を大目標に掲げるほどシーズン完走への思いは強かったが、無念の離脱となった。

 リーグ最低得点の貧打線の中でここまで103試合に出場しチームトップの打率・314、5本塁打42打点。3番打者の抹消は大ダメージだ。矢野監督は10日の試合後「ちょっと先は見えないけど。積極的というか、次の塁を狙う気持ちでいったケガなんで。無理に出させるような状況ではなかった」と表情を曇らせた。

 富山県高岡市で2軍戦に出場していた陽川を急きょ呼び寄せて出場選手登録し、この日の広島戦では今季初めて福留が右翼で先発した。糸井の最短復帰は20日のDeNA戦ながら不透明。現状のメンバーでやりくりするしかなく、指揮官は「逆に俊(高山)とか他の選手にもチャンスが増えると思うので」と若手の奮起を期待した。

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