DeNA、9回5点差から2発!筒香2発目23号2ラン&ソト30号 惜敗もラミ監督「それも野球の一つ」

[ 2019年8月11日 22:11 ]

セ・リーグ   DeNA8―10中日 ( 2019年8月11日    横浜 )

<D・中>2回2死一、二塁、筒香が左翼へ3ランを放つ(撮影・大塚 徹)
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 DeNAは11日、中日戦に8-10で惜敗。だが、5-10で迎えた9回に2本塁打が飛び出すなど、12日から始まる9連戦の最終カードへ爪痕を残した。

 反撃ののろしを上げたのはやっぱりこの男だった。この日も「2番・三塁」で出場した筒香が、今季4度目、通算28回目の1試合2本塁打を記録した。

 5-10の9回1死二塁、同郷・和歌山出身の同級生である中日6番手・岡田の4球目を左スタンドへ。23号2ランで7-10と追い上げた。筒香は2―1と逆転した直後の2回にも左中間へ23号3ランを放っており、この日2本塁打。5打点の活躍を見せた。

 続くロペスが空振り三振に倒れるも、4番・ソトが初球を右スタンドへ。30号の大台に乗せるソロ本塁打で8-10と追い上げた。

 だが、反撃はそこまで。前日の同戦で2本塁打を放っていた伊藤裕が空振り三振に倒れ、2点差まで迫った接戦をものにすることはできなかった。

 ラミレス監督は最終回の反撃に「最後、決して諦めることなく頑張りましたけれども、ちょっと足りなかったですね」とコメント。それでも「10点以上ヒットを打って8得点できましたし、残念ながらリードをキープすることはできませんでしたけれど、それも野球の一つなので仕方がないと思います」と表情は明るかった。

 切れがイマイチだった先発・今永については「コントロールの面とかでベストな状態ではなかったかなと思います。勝ち投手の権利があったと思うんですけど、勝てなくて残念に思います」と、5回8安打3失点のエースをかばった。

 12日からは夏場の9連戦最後のカードとなる対ヤクルト3連戦。「明日からもまた大事な3連戦になると思いますが、今のところこの9連戦を3勝3敗できているので、1日1日をしっかりプレーして、特に明日の試合が重要になってくるので、しっかり準備したいと思います」と前を向いた。

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