空手・植草 予選ラウンド連敗で土俵際 どうなる16年世界女王

[ 2021年8月7日 14:39 ]

東京五輪第16日 空手・女子61キロ超級 ( 2021年8月7日    日本武道館 )

予選ラウンドでイタリア選手と戦う空手の組手女子61キロ級代表の植草歩(左) (AP)
Photo By AP

 空手の組手女子61キロ超級の植草歩(29=JAL)が、同階級の予選ラウンドで連敗を喫し、土俵際に追い込まれた。

 植草は初戦で19年欧州王者のシルビア・セメラロ(イタリア)に3-4の逆転負けを喫すると、18年世界王者のイリーナ・ザレツカ(アゼルバイジャン)にも1-4で敗れ、後がない状況となった。5人で争う予選ラウンドでは、各組の上位2人が同日夜の準決勝に進出。植草は残り2連勝して、ライバルの状況を見ることになる。

 植草は全日本選手権女子組手では15年から4連覇。16年には世界選手権も制している。

 ◆植草 歩(うえくさ・あゆみ)1992年(平4)7月25日生まれ、千葉県八街市出身の29歳。小3で空手を始める。柏日体高(現日体大柏)―帝京大―高栄警備保障―JAL。13年ワールドゲームズ、16年世界選手権、18年アジア大会優勝。18年世界選手権は銀メダル。昨年3月に東京五輪61キロ超級代表に内定。得意技は中段突き。家族は両親と姉。1メートル68、70キロ。

続きを表示

この記事のフォト

2021年8月7日のニュース