女子ゴルフ 稲見とプレーオフ戦ったリディア・コにも絶賛の声 気配りに「素晴らしい」「感動」

[ 2021年8月7日 15:47 ]

東京五輪第16日 ゴルフ女子最終日 ( 2021年8月7日    埼玉・霞ケ関CC=6648ヤード、パー71 )

メダルを掲げて記念撮影する(左から)稲見、コルダ、コ(ロイター)

 日本の稲見萌寧(22=都築電気)が銀メダルを獲得した。日本勢のゴルフでのメダル獲得は男女を通じて初の快挙となった。

 首位と5打差の3位から出た稲見は、通算16アンダー。2位タイとなり、銀メダルをかけたリディア・コ(ニュージーランド)とのプレーオフを制した。

 プレーオフは1ホール目で決着がついたが、稲見とコが戦いながらもリスペクトする姿にネット上は感動の嵐に包まれた。

 稲見は決めれば銀メダルとなるバーディーパットをわずかに外したが、その瞬間にコは「惜しい!」という表情を見せた。結局稲見はパーで終え、コがパーパットを外して決着。稲見も「リディアがパーを決めて(2ホール目の)10番に行くって感覚だったので少しびっくりした」とコを思いやった。

 コは2大会連続メダルを獲得となり、表彰台でも気配りを見せた。その姿にネット上では「相手をリスペクトする姿に何だか感動しちゃった」「リディア・コ選手のプレーオフで見せた仕草、スポーツマンシップに溢れていてなんて素晴らしいんだろうって思った」「リディア・コ選手が素敵過ぎる」「人柄がとても素敵」などと絶賛の声が続々と挙がった。
 

続きを表示

この記事のフォト

2021年8月7日のニュース