男子やり投げ 13億人のインドから陸上初の金、121年ぶりメダルに「信じられない」

[ 2021年8月7日 23:45 ]

東京五輪第16日 陸上 ( 2021年8月7日    国立競技場 )

男子やり投げ決勝 87メートル58で優勝したインドのニーラージ・チョプラ
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 男子やり投げ決勝があり、インドのニーラージ・チョプラ(23)が制した。1投目から87メートル03を出してリズムに乗った。2投目にこの日、最長不倒の87メートル58をマーク。V候補筆頭のフェター・ヨハネス(ドイツ)が4投目以降に進めなかったことも追い風になり、逃げ切った。

 人口13億人のインドから生まれた陸上種目初の金メダリスト。メダルも、1900年パリ五輪の200メートルと200メートル障害で銀メダルを獲得したノーマン・ブリチャード以来、121年ぶりの快挙になった。16年のジュニアの世界選手権を制したホープは「信じられない。インド勢として陸上競技で金メダルを獲得したのは初めてなので、とても気分がいい。非常に長い時間が流れ、そうしてようやくたどり付いた初めての五輪のメダル。自分と、そして祖国にを誇りに思う」と胸を張った。

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2021年8月7日のニュース