空手決勝でKOされた選手が金メダリストに 寸止めルール違反で「目を覚ました時に…勝ったと言われた」

[ 2021年8月7日 22:41 ]

東京五輪第16日 空手組手男子75キロ超級 ( 2021年8月7日    日本武道館 )

ハメディ(右)の上段蹴りでガンジザデは大の字になってコートに倒れた(AP)
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 サジャド・ガンジザデ(イラン)とタレグ・ハメディ(サウジアラビア)が対戦した決勝は、ハメディに“KO”されたガンジザデが金メダリストになる、あべこべな結果となった。

 これは組手のルールで、フルコンタクトではなくコントロール(寸止め)が求められているため。試合は中盤、準決勝では日本の荒賀龍太郎を破った長身のハメディが前足の左で上段蹴り。これが頭部にまともに入り、ガンジザデは大の字になってコートに倒れた。自力で立ち上がれず、担架で退場する事態に。その後、5人の審判が協議し、ハメディの反則負けが決まった。

 ガンジザデは約30分後に行われた表彰式には、自分の足で歩いて登場。メダリスト4人による記念撮影では、ハメディとも肩を組んで“後腐れなし”を強調した。その後の会見では「医務室で目を覚ました時に、コーチから勝ったと言われた。金メダルはうれしいが、こういう結果は残念」と話した。

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