陸上にノルウェー旋風 男子400メートル障害に続いて1500メートルでも優勝

[ 2021年8月7日 21:03 ]

東京五輪第16日 陸上 男子1500メートル決勝 ( 2021年8月7日    国立競技場 )

男子1500メートル決勝で五輪新記録をマークして優勝したノルウェーのインゲブリッツェン(AP)
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 男子1500メートル決勝ではノルウェーの新鋭、ヤコブ・インゲブリッツェン(20)が世界歴代8位の3分28秒32で優勝。今大会の準決勝でケニアのアベル・キプサング(24)がマークしていた3分31秒65の五輪記録をわずか1レースあとに更新した。

 ノルウェー勢では男子400メートル障害でカーステン・ワ―ホルム(26)が45秒94の世界記録をマークして優勝。陸上のトラック2種目で従来の“勢力図”を書き換える活躍を見せている。

 インゲブリッツェン(インゲブリグトセンという表記は不正確)は2018年の欧州選手権で1500メートルと5000メートルで2冠を達成。2024年のパリ五輪では1500メートル以外にも出場種目を広げると見られており、中距離種目では“北欧のエース”としてさらに注目を集めそうだ。

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2021年8月7日のニュース