14歳・玉井陸斗が高飛び込みで入賞 水泳界のレジェンドからエール「スター誕生」「あと26年活躍して」

[ 2021年8月7日 18:52 ]

東京五輪第16日 男子高飛び込み決勝 ( 2021年8月7日    東京アクアティクスセンター )

<東京五輪 飛び込み 男子高飛び込み準決勝>8位で決勝進出を決めた玉井陸斗(撮影・北條 貴史)
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 男子高飛び込みは決勝が行われ、玉井陸斗(14=JSS宝塚)が431・95点で7位だった。日本男子の高飛び込みの入賞は、2000年シドニー五輪で5位だった寺内健以来、21年ぶりという快挙となった。

 この吉報に、競泳の五輪2大会連続2冠の北島康介氏(38)は自身のツイッターを更新し、「入賞おめでとう。日本飛び込み界のスター誕生です」と拍手マークの絵文字を入れて祝福。さらに「個人的にはスーエイコーチのリアクションが最高でした」と、馬淵崇英コーチの姿まで“解説”した。

 さらに、この投稿に反応したのが、五輪6度出場の飛び込み界の“レジェンド”寺内健(41=ミキハウス)。自身のツイッターでは拍手マークを3つ入れて祝福しつつも、「これから40歳までと考えたらあと26年は活躍してもらわないと」と、高いハードルを掲げて期待。玉井が尊敬する寺内の言葉だけに“長い戦い”となりそうだ。

 ◆玉井 陸斗(たまい・りくと)2006年(平18)9月11日生まれ。兵庫県宝塚市出身の14歳。3歳から通っていたスイミングスクールの隣のプールで開催されていた飛び込み教室を体験したことがきっかけで、小学1年から競技を始める。シニアデビュー戦の19年日本室内選手権で優勝も、年齢制限で世界選手権代表になれず。19、20年と高飛び込みで日本選手権連覇を果たした。1メートル55、51キロ。

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2021年8月7日のニュース