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レスリング・須崎優衣 圧倒的な強さで金メダル! 開会式では旗手 女子フリースタイル50キロ級

[ 2021年8月7日 21:40 ]

東京五輪第16日 レスリング女子フリースタイル50キロ級決勝 ( 2021年8月7日    幕張メッセ )

金メダルを獲得し、日の丸を手に喜ぶ須崎(AP)
Photo By AP

 レスリング女子フリースタイル50キロ級の須崎優衣(22=早大)が、金メダルを獲得した。決勝で孫亜楠(中国)をわずか1分36秒で撃破。4大会連続でメダルを手にしている日本伝統の階級で、初出場ながらも見事に栄冠を勝ち取った。

 1回戦でナムーンツェツェグ・ツォグトオチル(モンゴル)、続く2回戦でルシアヤミレト・ジェペスグスマン(エクアドル)に圧勝。準決勝でマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)を破って銀メダル以上を確定させた。そして迎えた決勝では、過去3戦3勝だった中国の28歳にテクニカルフォール勝ち。圧倒的な強さで50キロ級の頂点に立った。

 し烈な国内争いを勝ち上がっての五輪だった。14年から外国勢に無敗を誇る須崎でも、一度は諦めかけた舞台だった。18年の全日本選手権を左肘脱臼とじん帯断裂の大ケガで欠場し、五輪出場枠が懸かる翌年の世界選手権の代表決定プレーオフは宿敵の入江ゆきに敗戦。だが、入江が19年世界選手権での五輪切符を逃したことで道が開けた。その後、リオ五輪金メダルの登坂絵莉、入江との三つ巴を制し、逆転で悲願の切符を獲得した。

 今五輪では日本選手団の旗手を務めた。12年ロンドン五輪で女子レスリング界のレジェンド・吉田沙保里が務めた大役。「私の憧れの吉田沙保里選手がやられた旗手。それを務めることができるのは大変光栄でありがたいこと」と喜んでいた。17年世界選手権では02年大会の伊調馨以来となる高校生Vも成し遂げた逸材。女子レスリング界のニュースター候補が、東京できれいな花を咲かせた。

 ◆須崎 優衣(すさき・ゆい)1999年(平11)6月30日生まれ、千葉県松戸市出身の22歳。早大レスリング部OBの父・康弘さんの影響で7歳から松戸ジュニアクラブで競技を始める。中2からJOCエリートアカデミーに入校。世界カデットなど中学時代から国際大会優勝の実績を残し、東京・安部学院高3年時の17年世界選手権では02年大会の伊調馨以来となる高校生Vを達成。18年大会も連覇した。1メートル53。

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