【陸上】バトンパス攻めた結果がミスにつながった―高野進の目

[ 2021年8月7日 05:30 ]

東京五輪第15日 陸上男子400メートルリレー ( 2021年8月6日    国立競技場 )

男子400メートルリレー決勝、日本チームが途中棄権となり、スタンドで呆然のサニブラウン(左)、デーデー(左から2人目)ら(撮影・北條 貴史)
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 予選の結果を踏まえて、メダルを獲得するにはぎりぎりを攻めるしかなかった。山県選手が早出しした感じではなかったが、攻めたバトンパスにしようとした結果がミスにつながった。何よりも個人種目で100メートル、200メートルが予選ラウンドを突破できなかったことでリレーに余裕がなかった。日本選手は追い風のアシストを受けてタイムが出る走りで、今後は中国の蘇選手のように、無風でも10秒を切れるような100メートルの走り方を根本から考えないといけない。

 東京でのこの失敗は痛いが、これ以上の悔しい思いはない。借りは返さないといけないし、スタッフ関係者も同じ思いだ。短距離は周囲から高い評価も得ているが、もう一度自分たちと世界との位置付け、やらなきゃいけないことを確認してやり直す。東京五輪は日本短距離にとって、そういう大会になった。(男子400メートル日本記録保持者、92年バルセロナ五輪8位、東海大体育学部教授) 

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