日本ゴルフ界初のメダリスト　稲見萌寧ってどんな選手？

東京五輪第16日　ゴルフ女子最終日 （ 2021年8月7日    埼玉・霞ケ関CC＝6648ヤード、パー71 ）

リディア・コと健闘を称え合う稲見萌寧（AP）
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　稲見萌寧（22＝都築電気）が2位タイの通算16アンダーで並んだリディア・コ（24＝ニュージーランド）とのプレーオフを1ホール目で制し、銀メダルを獲得した。メダル獲得は男女を通じて日本ゴルフ界初の快挙。この日は5打差3位から出て9バーディー、3ボギーの65をマークした。通算17アンダーのネリー・コルダ（23＝米国）が金メダルを獲得した。

【稲見　萌寧（いなみ・もね）】
　☆生まれ　1999年（平11）7月29日生まれ、東京都豊島区出身の22歳。
　☆サイズと血液型　1メートル66、58キロ。A型。
　☆ゴルフ歴　9歳で始める。父・了（さとる）さんが練習場に連れていった時に1回も空振りをしなかったのを見て「シニアのレッスンプロをつけました」。14年関東中学選手権春季大会、15年東日本女子パブリックアマで優勝。19年センチュリー21レディースでプロ初優勝、20～21年シーズンは6勝を挙げている。ツアー通算7勝。
　☆習い事　習字。了さんは「字がうまければ賢く見えますから」と説明。
　☆拠点　池田勇太や市原弘大らがジュニア時代に腕を磨いた千葉市の北谷津ゴルフガーデンで練習。
　☆コーチ　奥島誠昭プロ。東京五輪ではキャディーも務めてサポートした。
　☆学校　豊島区・池袋第2小、千葉市・千城台南中、通信制の日本ウェルネス高、日本ウェルネススポーツ大学在学中。
　☆ネイル　東京五輪に合わせて五輪マークと日の丸をイメージしたカラーのマニキュアを手に施した。「よ～く見たら、オリンピックのためなんだって言う“隠れネイル”的な感じ」と稲見。