スポクラ・野口、集大成を終え「生萌が引っ張ってくれる」　野中「さすが、プレッシャーをかけてくる」

女子複合で3位となり、銅メダルを手に笑顔の野口啓代
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　スポーツクライミング女子複合で銅メダルを獲得し、今大会で現役を引退する野口啓代（32＝TEAM　au）が7日、銀メダルだった野中生萌（みほう、24＝XFLAG）とともに都内で会見を行った。

　2人で表彰台の景色を見てから一夜。野口は集大成とした大舞台を終え「こんなに長い間、目指してきた五輪、引退試合だったけど、それが終わってしまったんだなっていう実感が湧いていない」と心境を明かした。

　今後については「まだ、はっきりしたことは言えないけど、クライミングに感謝しているので、大好きなクライミングを広めていけるような活動ができれば」としたうえで、「私が引退しても、生萌が引っ張ってくれる。パリでも期待しているので安心して見ていられる」。この激励に野中は「さすが、プレッシャーをかけてくるなという感じ」と笑いつつ、「啓代ちゃんにそう言ってもらえて、自信をもって引っ張っていきますと言えるように努力していきたい」と決意を新たにした。