女子20キロ競歩 藤井、日本勢最高の13位も「現実を突きつけられた」

[ 2021年8月7日 05:30 ]

東京五輪第15日 陸上 ( 2021年8月6日    札幌市内 )

女子20キロ競歩、ラストスパートする藤井(撮影・吉田 剛)
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 女子20キロ競歩は今年2月の日本選手権で初優勝した藤井菜々子(22=エディオン)が1時間31分55秒で日本勢最高の13位だった。優勝争いに食い込むことができず「五輪の洗礼を受けたかなという感じ」と初の五輪を振り返った。16、17キロ付近で急に脚が重くなって前を追うことができなかった。

 「入賞はいけるかなと思ったがずるずる落ちた。現実を突きつけられた」と反省した。すでに3年後のパリ五輪に切り替えている。「イメージはできたので、次のパリではもっと前の段階で上位集団にいて勝負したい」と決意を語った。

 ≪岡田入賞逃すも納得「力出せた」≫2大会連続の五輪となった岡田は15位で日本女子初の入賞はならなかった。「悔しい結果だが、後輩の頑張りも見られた。自分の持っている力は出せた」と納得の表情を浮かべた。5年前のリオ五輪は1人の孤独な戦いだったが今大会は後輩2人と出場がかなった。「3人笑顔でスタートできたので本当に楽しかった」と振り返った。

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2021年8月7日のニュース