【ゴルフ】松山、決め切れなかった好機 コンディションの影響大―深堀圭一郎の目

[ 2021年8月2日 05:30 ]

東京五輪第10日 ゴルフ男子最終日 ( 2021年8月1日    埼玉 霞ケ関CC東C=7447ヤード、パー71 )

2H、ティーショットを放つ松山英樹(撮影・北條 貴史)
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 松山はベストのコンディションではない中で、本当に最後までよく戦い切ったと思う。本音を言えば、何色でもいいからメダルを獲らせてあげたかった。

 新型コロナウイルスからの回復明けで、最終日はスタミナ面の影響が出てしまった。前半は体がつらそうな印象だった。それでも、日本のエースらしい見せ場を何度もつくってくれた。同組で回っていた首位のシャウフェレが第1打を右の林に曲げた14番パー5。ティーショットを右ラフに曲げていた松山は、5Wを強振して2オンを狙いバーディーを決めて1打差に迫った。エネルギーが再び戻ってきた感じだったが、直後の15番で短いパーパットを外してボギーを叩いてしまった。

 体調が整っていないと、バランス感覚の狂いや体の微妙な揺れなどが原因でショットだけではなく、パットの読みもおかしくなる。17番で約1メートルのチャンスを決めきれなかったのもそれが原因だろう。彼の技術をもってしても、どうにもならないコンディションの問題が根底にあったのではないか。

 ただ、悔しい結果にはなったが、3年後にはパリ五輪もある。米ツアーやメジャーで活躍し、大舞台で再び躍動する姿を期待したい。(プロゴルファー)

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