レスリング会場で「プレーブック違反」の大声応援が横行 文田破ったキューバ選手には応援団

[ 2021年8月2日 22:53 ]

東京五輪第11日 レスリング男子グレコローマンスタイル ( 2021年8月2日    幕張メッセ )

男子グレコローマン60キロ級決勝、キューバのルイスアルベルト・オルタサンチェス(右)と対戦する文田健一郎(ロイター)

 レスリングが行われている幕張メッセの会場では、新型コロナウイルス対策の規則集「プレーブック」に反する大声応援が横行している。男子グレコローマンスタイル60キロ級の決勝で文田健一郎(25=ミキハウス)を破ったキューバのオルタサンチェスのために関係者が集まり、国旗を持って大声で鼓舞。マスクを外す関係者も目立った。その一方で、日本チームは規則に従い、拍手での応援を行っていた。

 それ以外でも舞台袖から大声が響くシーンや、メダリストを大声で祝福する国もあった。プレーブックではマスクの着用に加え、飛沫拡散防止として、声を出さずに拍手での応援を明記している。

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