主将・渡辺雄「悔しいって気持ち以外ない。勝つためにやってきた」男子バスケ3連敗で敗退に涙

[ 2021年8月2日 05:30 ]

東京五輪第10日 バスケット男子1次リーグC組   日本77ー97アルゼンチン ( 2021年8月1日    さいたまスーパーアリーナ )

第4Q、シュートを決める渡辺雄(左から2人目)=撮影・小海途 良幹
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 チーム2位の17得点をマークした渡辺雄太は試合後、ベンチでしばらく動けなかった。ユニホームで顔を覆い、白いタオルを頭からかぶった。19年W杯に続く全敗。「悔しいって気持ち以外ない。世界との差は縮まってはいるけど、縮めるために2年間やってきたわけじゃない。勝つためにやってきた」。ただ、主将としてチームを見た時、個々の全力プレーや勝ちにこだわるムードは確かに感じ取った。W杯の最終戦で30点差の大敗を喫し「日本代表として恥だと思う」と話していた26歳はこの日、「みんな全力を出し切った。恥だとは思っていない」と涙で言葉を詰まらせた。

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2021年8月2日のニュース