三浦龍司「目標としていたことはクリアできた」 男子3000M障害日本人初7位入賞も「安定性を見直す」

[ 2021年8月2日 21:52 ]

東京五輪第11日 陸上・男子3000メートル障害 ( 2021年8月2日    国立競技場 )

男子3000メートル障害で日本人初の7位入賞となった三浦(右)(AP)
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 男子3000メートル障害の日本記録保持者・三浦龍司(19=順大)が2日の決勝に出場し、8分16秒90で7位。72年ミュンヘン五輪の小山隆治の9位を上回る日本人初の入賞となった。

 日本選手49年ぶりの決勝舞台でも19歳は物怖じしなかった。「入賞はできたんですけど、正直悔しい気持ちもある」と結果に満足していなかった。それでも「オリンピックの舞台で決勝も走れて、この結果で収めることができたので、自分の一つの節目というか、目標としていたことはクリアできた」と充実した表情も見せた。

 「日本国旗を東京オリンピックで掲げさせてもらったのはすごく光栄。大切な経験になるのでまた3年後のオリンピック目指して、7位以上、自分の納得できるような走りを、この3年間で突き詰めていきたい」と早くも次の目標を見据えていた。

 ラスト1周で9番手。最終コーナーからラストスパートをかけて2人を抜いて入賞を勝ち取った。「自分でも思った以上に想像をはるかに超えたラストタイムの速さだった。ちょっと突っ込んでしまったというか、障害の足がなかなか合わなかったというのを振り返って感じる。違った雰囲気で自分のペースを維持するのは難しいと感じたので、安定性を見直すべきかなと思う」と冷静にレースを分析した。

 「高校時代、基礎作りというか高校で学んだことが大学でしっかり生かせてつなげられる練習ができたのが大きい」と快挙につながった要因を語り「自分の個性を出せる唯一の種目だと思うので、自分の出せる力を出し切るまで、この競技に向き合っていきたい」と、さらなる成長を目指す。

 ◇三浦 龍司(みうら・りゅうじ)2002年(平14)2月11日生まれ、島根県浜田市出身の19歳。小学1年から陸上を始め、浜田東中ではジュニア五輪などに出場。京都・洛南高では19年インターハイ3000メートル障害で2位。20年10月の箱根予選会では1時間1分41秒で大迫傑のハーフマラソン20歳以下日本記録を更新。今年6月の日本選手権で8分15秒99の日本新記録を樹立した。1メートル67、56キロ。

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