2回戦で敗れたレスリング屋比久、敗者復活戦へ 銅メダルに望みつないだ

[ 2021年8月2日 18:31 ]

東京五輪第11日 レスリング男子グレコローマン77キロ級 ( 2021年8月2日    幕張メッセ )

 屋比久翔平=幕張メッセ
Photo By 共同

 男子グレコローマンスタイル77キロ級の屋比久翔平(26=ALSOK)は、2回戦で敗れた相手・タマシュ・レーリンツ(ハンガリー)が決勝進出を決めたため、3日に行われる敗者復活戦への出場が決まった。

 沖縄出身のレスラーとしては初の五輪出場となる屋比久が、銅メダルへの望みをつないだ。2回戦敗戦後、屋比久は「しっかり今の反省をしつつ、(敗者復活戦への)可能性があるから、そこに向けて全力で取り組みたい」と語っていた。故郷・沖縄、そしてかつて五輪に出場できなかった元レスリング選手の父・保さんの元にメダルを持ち帰るべく、闘志を燃やす。

 ◆屋比久 翔平(やびく・しょうへい)1995年(平7)1月4日生まれ、沖縄県名護市出身の26歳。沖縄・浦添工、日体大出、ALSOK。全日本選手権は5度優勝、17年から3年連続で世界選手権に出場。父・保さんは89年世界選手権代表。1メートル74。

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