銀メダルのレスリング・文田「3年後は笑ってマットを降りられるように」 早くもパリへ闘志

[ 2021年8月2日 22:40 ]

東京五輪第11日 レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級決勝 ( 2021年8月2日    幕張メッセ )

男子グレコローマン60キロ級決勝で敗れ、号泣し引き揚げる文田健一郎(左)
Photo By 共同

 レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級の文田健一郎(25=ミキハウス)が決勝でキューバのオルタサンチェスに敗れ、銀メダル。引き上げる時には、両手で顔を覆い号泣した。

 「よくやった」という陣営からの言葉にも、悔しさがこみ上げる。「実力不足です。相手が対策する形を自分の投げが超えられなかった」

 2019年世界選手権で日本勢第1号となる東京五輪代表に内定。金メダリスト候補としての重圧と常に戦ってきた。18年には左膝のじん帯を負傷する大けがも乗り越えた。「この5年、前だけ向いてやってこれたわけではない。それでも東京五輪金メダルという目標が、レスリングと向き合わせてくれた。やれること全てやったつもりでマットに立った」。それでも、東京の頂に届かなかった。

 試合後、笹本睦コーチは言った。「五輪の借りは五輪でしか返せない」。3年後のパリ五輪への号砲。「その言葉を胸に刻んで、3年後は笑ってマットを降りれるようにしたい」。悔しさを糧に、文田はさらに強くなる。

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