【箱根駅伝】青学大 2年ぶり総合Vに谷野「夢の舞台だった」、吉田祐「競技人生の中で全力を出し切った」

[ 2020年1月3日 15:10 ]

<箱根駅伝復路小田原中継所6区7区>谷野航平(左)からたすきを受け取った青学大・中村友哉(撮影・島崎忠彦)
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 第96回東京箱根間往復大学駅伝・復路は3日、神奈川・箱根町から東京・大手町までの5区間、109・6キロに21チームが参加して行われ、青学大が10時間45分23秒の大会新記録で2年ぶり5度目の総合優勝を果たした。

 1区を走った吉田圭太(3年)は「この1年間、総合優勝をするために頑張ってきた」と安どの表情を見せるも「個人としては悔いの残るレースになった。最後、4年目はチームとしても個人としても悔いの残らないレースをしたい」と来年を見据えた。

 1年生ながら“花の2区”を任された岸本大紀(1年)は「冷静に楽しんでこいと言われた」と先輩たちからのアドバイスを明かし、「さらに力をつけてチームを引っ張っていきたい」とさらなる飛躍を誓った。

 3区の鈴木塁人主将(4年)は「昨年の箱根駅伝で悔しい思いをして1年間やってきた。キャプテンとして少しは貢献できた」と充実した表情で語った。区間新記録を樹立した4区の吉田祐也(4年)は「競技人生の中で全力を出し切った結果がつながった。支援してくれた人に感謝したい」と話した。

 5区の飯田貴之(2年)は「道中はきつかったけど、先頭でゴールすることだけを考えて走った」と心境を語った。

 復路のスタートとなった6区を走った谷野航平(4年)はこれが最初で最後の箱根駅伝。「かなりプレッシャーを感じた」と振り返り「夢の舞台だった」と感無量の様子で喜んだ。

 7区の中村友哉(4年)はタスキをつないだメンバーに感謝して「途中で危ない部分はあったが気持ちよく先頭を走れた」とコメント。「優勝できて良かった」と安どの表情を見せた。

 8区の岩見秀哉(3年)は区間賞まであと1秒に迫る快走に「区間賞は取れなかったが落ち着いて走ることができた。いろんな人に支えてもらったので感謝したい」と思いを伝え、アンカーを務めた10区の湯原慶吾(2年)は「リラックスして走ることができた」と心境を語った。

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