常翔学園、劇的4強進出!大阪代表の砦守った 大阪桐蔭、東海大大阪仰星は散る

[ 2020年1月3日 16:01 ]

<京都成章・常翔学園>ノーサイド寸前、逆転トライを決める常翔学園・生駒(右から2人目) (撮影・成瀬 徹)
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 第99回全国高校ラグビー準々決勝が3日、大阪府東大阪市・花園ラグビー場で行われ、悲願の単独優勝を目指す桐蔭学園(神奈川)、御所実(奈良)、常翔学園(大阪第2)、東福岡(福岡)が4強進出を決めた。大阪勢は史上9校目の大会連覇を目指す第1代表の大阪桐蔭、過去5度の優勝を誇る第3代表の東海大大阪仰星が敗れ、8強で姿を消した。

 大阪桐蔭は昨年度の決勝と同じカードとなった桐蔭学園と対戦。後半にフッカー江良颯(3年)、No・8奥井章仁主将(3年)がFWの連続攻撃からトライを奪うなど、持ち味の接点の強さを生かして桐蔭学園と互角に渡り合ったが、敵ゴール目前から一気のカウンター攻撃を許すなど3トライを奪われた前半の失点が響き12―31で苦杯。連覇を逃した。

 高い攻撃力を誇る名門・東海大大阪仰星は、御所実に0―14で敗戦。御所実の鉄壁ディフェンスに苦戦、花園通算68試合目にして史上初の無得点を喫した。

 常翔学園は京都成章(京都)にリードを許す展開も後半に逆転し27―24で勝利した。

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