御所実 鉄壁ディフェンスで4強 プロップ島田“古巣”との対戦で存在感「ひとつのけじめに」

[ 2020年1月3日 14:22 ]

第99回全国高校ラグビー 準々決勝   御所実14―0東海大大阪仰星 ( 花園ラグビー場 )

<全国高校ラグビー 御所実・東海大大阪仰星>後半、トライを決めて島田(左)らに祝福される御所実・石岡(中央)(撮影・北條 貴史)
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 御所実が3試合連続ノートライに相手を抑える鉄壁ディフェンスで、ベスト4に進出した。

 守りの要、プロップ島田にとっても思い出に残る試合になった。2016年に東海大大阪仰星に進学したもののチームになじめず、入学2カ月後には練習に行かなくなり、9月から登校もしなくなった。翌年1月に退部が決まり、運送会社で仕分けのアルバイトの日々を過ごし、ラグビーは諦めていた。

 それでも御所実に進んだ中学時代の同級生の誘いで、入試を受け直し、17年4月から1年生としてスタートを切った。入学後も1歳年下の「同級生」に戸惑い、学校を休みがちだったが、毎日「おはよう」「待ってるから学校来いよ」とメールで連絡をくれる竹田寛行監督の存在でラグビーと向き合う日々を取り戻し、この日は退部した東海大大阪仰星との試合で、存在感を発揮した。

 「竹田先生が見捨てずに接してくれたから今がある。先生の奥さんのご飯もおいしくて、嫌いだった和食も今は好き。竹田先生を日本一にしたいから頑張れる」

 東海大大阪仰星の湯浅大智監督に「頑張れよ」と試合後、声をかけられると「ありがとうございました」と頭を下げた。「これまでボクが避けていたこともあったけど、ちゃんとあいさつが出来た。ひとつのけじめになりました」。回り道をした分、花園での勝利にかける思いは強い。島田は頂点に向け、完全燃焼を誓った。

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2020年1月3日のニュース