【箱根駅伝】東海大 連覇ならず総合2位でフィニッシュ 両角速監督「力負けだった」

[ 2020年1月3日 14:44 ]

東海大・両角速監督
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 第96回東京箱根間往復大学駅伝・復路は3日、神奈川・箱根町から東京・大手町までの5区間、109・6キロに21チームが参加して行われ、青学大が大会新記録となる10時間45分23秒で2年ぶり5回目の総合優勝。連覇を狙った東海大は10時間45分23秒で総合2位に終わり、2年連続2回目の総合優勝はならなかった。

 往路1位の青学大と3分22秒差の4位でスタートした6区の館沢亨次(4年=埼玉栄)が区間新で区間賞を獲得し3位に浮上。トップの青学大との差を2分21秒として、7区の松崎咲人(1年=佐久長聖)につないだ。松崎も序盤から飛ばし、区間3位の力走でトップとの差を2分1秒に詰めた。

 8区の小松陽平(4年=東海大四)も区間賞を獲得する走りを見せ、青学との差を2分にするも、9区の松尾淳之介(4年=秋田工)が3分42秒差に広げられた。アンカーを任された10区の郡司陽大(4年)は必死に追い上げたが、青学大の3分2秒遅れでのゴールとなった。

 チームを率いた両角速監督(54)はレースを振り返って「指導者として感動しました」とコメント。「7区くらいまではいい流れだった。8区の小松も区間賞を取って追撃態勢だったが青山学院さんの力強い走りに及ばなかった。力負けだった」と優勝を果たした青山学院を称えた。最後は4年生に「いろんなものを残してくれた。それを後輩たちへ受け継いでいきたい」と感謝した。

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