【箱根駅伝】一般入試から三大駅伝初出場!帝京大アンカー吉野、区間新快走で総合4位貢献

[ 2020年1月3日 16:33 ]

第96回東京箱根間往復大学駅伝・復路 ( 2020年1月3日    神奈川・箱根町~東京・大手町、109・6キロ )

力走する帝京大10区・吉野(撮影・吉田 剛)
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 帝京大は10時間54分23秒で総合4位だった。10区では大学三大駅伝初出場の吉野貴大(4年)が、6位から区間2位の快走で猛追。17キロ地点から前をひた走っていた国学院大、東京国際大、明大を捉え、4校で3位を争うデットヒートに。区間新記録の1時間8分43秒で、チームを過去最高順位タイに押し上げた。吉野は「最後の1年だから、このまま終わりたくなかった」と語る。不屈の魂が走りを支えた。

 スポーツ推薦の仲間部員が多いなか、一般入試組だった。持ちタイムは十分だったが、進路に悩んだ時期のブランクを考慮し準部員として活動。半年間は本練習にほぼ参加できず、ひたすら外周を走った。コツコツと周回を重ねた外周コースは、いつしか部員間で“吉野コース”と呼ばれるように。ひたむきに努力する姿は中野孝行監督の目に留まった。「何回も走っている背中がかっこよかった。こいつは絶対に何かしてくれる、と思った」と指揮官は振り返る。8月から本部員としての活動を許可。「男がすたるぞ!」と声をかけ、吉野を成長させた。

 課題のメンタル面から、これまで箱根のメンバー入りも、あと一歩が及ばなかった。最初で最後の箱根路での激走に、吉野の目が潤む。「準部員だった時期があったからこそ、人一倍努力して主力になれた。あの時期は本当に大切です」。ファイアーレッドのたすきに、4年間の感謝を込めた。

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