ベルニャエフに喝采 内村の採点への質問「無駄だと思う」

[ 2016年8月11日 15:07 ]

男子個人総合決勝で金メダルが確定し、銀メダルのウクライナのベルニャエフ(左)と抱き合う内村航平

 「点数をつけることはフェアで神聖なもの」―。10日に行われた体操男子個人総合のメダリスト記者会見で、最終種目で際どく逆転優勝した内村航平(コナミスポーツ)に飛んだ採点への批判とも取れる質問に対し、敗れた2位のオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)が「内村はキャリアの中で高い点数を取ってきた。今の質問は無駄だと思う」と諭し、喝采を浴びる場面があった。

 ベルニャエフが0・901点リードで迎えた鉄棒。先に演技した内村は15・800の高得点だった。14・900点を出せば優勝のベルニャエフは演技がやや乱れ14・800点。わずか0・099差の逆転劇に体操会場は大きくどよめいた。

 この採点についての「審判から好意的に見られているのでは」との質問に、内村は「まったくそんなことは思っていない。どんな選手も公平にジャッジされている」。この答えに続き、ベルニャエフが“内村びいき”との見方を完全否定した。

 2009年から負けなしの絶対王者、27歳の内村が「僕とは違い、全て(の種目)を高難度でやりきる。もう個人総合ではオレグにかなわない」と敗者をたたえる。22歳のベルニャエフは「その言葉を聞けてうれしい。若い選手はみんな内村に憧れている。一緒に競技できたことは素晴らしい経験だ」と喜びを口にした。(共同)

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