ベイカー茉秋 柔道男子90キロ級日本初の金メダル!

[ 2016年8月11日 05:30 ]

柔道・男子90キロで優勝したベイカー茉秋

リオデジャネイロ五輪・柔道男子90キロ級

(8月10日 カリオカアリーナ)
 リオデジャネイロ五輪柔道は10日、男子90キロ級が行われ、2015年世界選手権3位のベイカー茉秋(21=東海大)が決勝でバルラム・リパルテリアニ(27=ジョージア)を下し、90キロ級に日本初の金メダルをもたらした。

 女子70キロ級の田知本遥(26=ALSOK)もこの日、今大会日本女子で初めて金メダルに輝いており、日本の男女が同じ日に五輪で優勝するのは2004年アテネ五輪の男子100キロ超級の鈴木桂治、女子78キロ超級の塚田真希以来となった。

 世界ランキング1位のベイカーは、初戦となる2回戦でマルク・オーデンタール(25=ドイツ)に一本勝ち。大内刈りで相手をぐらつかせ、そこから鮮やかな背負い落としを決めた。3回戦はアレクサンダル・クコリ(24=セルビア)に谷落としで技ありを奪い、そのまま横四方固めで抑え込み、合わせ技一本を奪った。

 準々決勝もアレクサンドル・イディア(25=フランス)に合わせ技一本で勝利し準決勝へと駒を進め、準決勝では程訓ショウ(25=中国)を大内刈りからけさ固めで一本を奪った。残り1分を切り指導を取られたが、そこから一気に決めた。決勝でも2分17秒に大内刈りで有効を奪い、そのまま勝利をたぐり寄せた。

 米国人の父を持つベイカーは、幼いころからピアノを習っていたが「姿勢の悪さを矯正するためにやってみたら」と、ピアノの先生の勧めで柔道を始めた。当初は60キロ級だだったが、中3から1日7食、時には泣きながら食べて徐々に階級を上げた。

 千葉・東海大浦安高で12年全国高校総体優勝。15年世界選手権で3位に入った。五輪は日本男子代表の井上監督がシドニー大会で金メダルを取る姿を見て、そこから五輪に憧れたという。4月の選抜体重別決勝では西山大希(新日鉄住金)に敗れたが、実績を考慮されて五輪代表に選出。その後、5月のマスターズ大会では世界一3度の強豪イリアディス(ギリシャ)から技ありなどを奪って優勢勝ち。日本勢唯一の世界ランキング1位として五輪を迎えた。

 

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