ベイカー 柔道人気復活を!「今は自分がその立場」責任感表す

[ 2016年8月11日 21:44 ]

リオ五輪<柔道・男子90キロ 決勝>金メダルを披露するベイカー茉秋

 10日に金メダルを獲得した柔道男子90キロ級のベイカー茉秋(21=東洋大)が11日、リオデジャネイロ市西部のジャパンハウスでメダリスト会見を行い、「オリンピックを機に柔道人気を復活させたいなと思います」と意欲を見せた。

 00年シドニー五輪で日本男子代表の井上監督が金メダルを獲得したのを見て柔道を始め、それから「ずっと、オリンピックチャンピオンになることだけを夢見て取り組んできた」というベイカー。「柔道界は人気が低迷しているという中で、僕はかつて井上監督がオリンピックで優勝する姿を見て柔道への思いが強くなった。逆に今は自分がその立場なのかなと思う」と責任感を口にした。

 女子70キロ級の田知本遥(26=ALSOK)も「子どもたちに昨日の試合でメッセージを発信できていればうれしい限り。夢を持ってそれに向かって一生懸命打ち込んで欲しいなと思います」と子どもたちへメッセージを送った。

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2016年8月11日のニュース