練習を信じて「出し切った」内村 奇跡逆転に「うれしいというより幸せ」

[ 2016年8月11日 07:38 ]

金メダルを手にする内村(AP)

リオデジャネイロ五輪体操・男子個人総合決勝

(8月10日 リオ五輪アリーナ)
 奇跡の大逆転を飾った内村航平(27=コナミスポーツ)は試合後に「これだけ良い演技で一番良い色のメダルが取れたので、僕は幸せ者だと思います」と、ようやく笑顔がこぼれた。

 試合中は全く点数を確認しておらず常に渋い表情が続いていた。それでも「オレグ(ベルニャエフ)が来てたのは場内アナウンスで分かっていたので、最後の鉄棒次第だと思っていた」と、静かに闘志を燃やしていた。

 鉄棒では次々と高難度の離れ技を成功させる完璧な演技。「ようやく自分の演技がこの個人総合でできて、これで負けても悔いはないという気持ちでオレグの鉄棒を待っていました」と手応え。「いつもの練習では絶対にミスはなかったのでその練習だけを信じた」と日々の努力が実を結んだ。それでもピタリと吸い付く完璧な着地には「自分の中で良い感覚ではなかったのですが、最後は運が味方をしてくれたと思う」と振り返った。

 「疲れ切りました。出し切りました。もう何も出ないところまで出し切って、うれしいというより幸せですね」と満足そうな表情を浮かべた。

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