田知本 共に五輪目指した姉が祝福「自分のことのようにうれしい」

[ 2016年8月11日 07:55 ]

表彰式直後に撮った田知本遥との2ショットを披露する姉の愛

リオデジャネイロ五輪・柔道女子70キロ級

(8月10日 カリオカアリーナ)
 今大会女子では初となる金メダルを獲得した柔道女子70キロ級の田知本遥(26=ALSOK)。スタンドからは一緒に五輪出場を目指しながら叶わなかった姉の愛(27)が必死に声を張り上げて応援していた。

 78キロ超級の愛は12年ロンドン、今回と2大会連続で五輪切符をあと一歩で逃してきた。自身がこの場で戦えないことは「正直まだ(気持ちの整理に時間が)かかっている途中」であるものの、「2人でというのは叶えられなかったんですけど、妹が優勝してくれて自分のことのようにうれしいです」と涙をにじませた。

 表彰式の直後には遥と言葉を交わし、金メダルをかけてもらったという。「本当にうれしい、言葉にならないくらい感動しました」と感無量で、「今まで妹のやってきたことが出てうれしかったです」と称えた。

 遥は昨年2月の国際大会前にドーピング違反成分が含まれた市販の風邪薬を服用し、出場を見合わせ。ケアレスミスで「警告」処分となったが、愛を始めとした周囲が支え、国際大会で結果を残して巻き返した。愛は誰よりも苦しんだ時期も知っているだけに「今まであったことが次々と出てきて…最後は獲ってくれてうれしい気持ちでいっぱいです」と喜びもひとしおだった。

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