フェンシング見延 日本人初のエペ入賞に「悔いはない」

[ 2016年8月11日 05:30 ]

フランスのゴチエ・グリュミエ(右)を攻める見延和靖

リオデジャネイロ五輪フェンシング・男子エペ個人 見延和靖8―15 ゴチエ・グリュミエ

(8月9日 カリオカアリーナ)
 男子エペ個人の見延和靖(29=ネクサス)がこの種目で日本勢初の入賞を果たした。

 3回戦でアブデーフ(ロシア)に勝って準々決勝へ。第1シードのグリュミエ(フランス)に8―15で敗れて6位に終わったものの、本場欧州で人気が高く、フェンシングの王道とされるエペでの進撃は称賛に値する。「メダルへの可能性は見えた。悔いはない。最低限のノルマを果たした」と見延。6日には女子個人で佐藤希望(大垣共立銀行)が初めて8位に入賞。日本協会の東伸行強化本部長は「4年後の東京五輪へ大きな成果」と評価した。

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