【M-1】松本人志 毒舌系漫才が頂点で「こんな窮屈な時代なんですが、夢を感じました」

[ 2022年12月18日 22:16 ]

松本人志
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 過去最多の7261組が参加した漫才の日本一決定戦「M―1グランプリ2022」決勝戦が18日に行われ、2年ぶり2度目の決勝進出となった「ウエストランド」(昨年は準々決勝敗退)が見事に優勝を飾った。

 河本太(38)の繰り出す「あるなしクイズ」をネタに、井口浩之(39)の怒りやうっぷんがネタを通じてにじみ出るような漫才で笑いを誘い、2年連続2度目の決勝進出となった「ロングコートダディ」、5年ぶり2度目の決勝進出となった「さや香」(昨年は準決勝敗退)を破って、優勝を飾った。

 決勝ファイナルラウンドが終わった際に「しゃべくり漫才か、コント系漫才か、毒舌系漫才。三つ巴ということですね。皆さんのお口に誰があったのか」と振り返った7年連続審査員を務めるお笑いコンビ「ダウンタウン」松本人志(59)は、大会総評して「こんな窮屈な時代なんですが、キャラクターとテクニックさえあれば、こんな毒舌漫才もまだまだ受け入れられるというすごい夢を感じましたね。素晴らしかったです」と称賛。落語家の立川志らくも「もう、あなた方は絶対にスターになれます」と、毒舌系のテクニックを称えていた。

 10組が参加した決勝ファーストラウンドは3位通過ながらも、審査員は高評価連発。落語家の立川志らく(59)、「博多華丸・大吉」の博多大吉(51)、「中川家」の礼二(50)らが思わず笑いながらも毒舌のテンポと言葉のチョイスのうまさに、力を認めていた。

 井口は「松本さんが前回の時に、もっと“刺して”ほしかったと言ったので、最悪どうなっても松本さんのせいにしようと思って、思い切ってやりました。それがよかった」と話し、松本は「いや、ちゃんと来てくれたと思うよ。おもしろかった。全然、進化しているというか、すごい楽しかったですね」と称えていた。

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