名バイプレイヤー・北村有起哉 数多くの難役演じすぎてしまう妄想を告白 加藤浩次「怖くないですか?」

[ 2022年12月18日 16:20 ]

北村有起哉
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 俳優の北村有起哉(48)が17日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)に出演。思わぬ妄想を告白し、番組MCの「極楽とんぼ」の加藤浩次(53)からツッコミが入る場面があった。

 北村はこれまで数多くの作品に出演し、数々の難役を演じてきた名バイプレイヤー。「例えば、上方落語家の噺家さんとか、(東京出身なので)関西弁はやっぱり難しいですね。あとは、トランスジェンダーの役を去年やらせてもらいましたけど、難しい役ほど、結局苦労するんで役作りに全部が終わっても、役が残ってたりしますよね、余韻として」と北村。「別れが寂しくなったりとか、クランプアップしたのに。しばらくずっと別人を演じていて、次の日からもうその人物のセリフをしゃべることは一切なくなるわけであって、昨日まで何だったんだろうっていうようなね、不思議な感触」と多くの難役を演じた来たからこその思いを吐露した。

 本来は「どんどん捨てていかないといけない」としながらも「たまに演じてきた役が振り返るとたくさんいたりとかして、みんなでデカいテーブルでご飯を食べているような者を想像したりとか、そういう勝手な妄想をすることがある」と告白。「それが刑事だったり、ヤクザだったり、いろいろな役がこういう場所でご飯食べていたら、どんな会話をするんだろうとか、全部もボクなんですけど、別の人物なので。そういう心地というか、余韻というのは振り返ったら思い出したりするっていうのはある」と明かした。

 北村からの思わぬ告白に、加藤は「怖くないですか?」とツッコミ。レギュラーの島崎和歌子も「いやいやいや…すごい」とドン引きする展開に。

 そんな北村にとって「一番濃く残っている役は?」と聞かれ、「何だろうか、傾向があるんですよ、一時は反体制的な役が多かった。病院を占拠したり、飛行機をハイジャックしたり、あるとき、初見で台本を読んだ時に普通の役だったんですけど、“久しぶりに普通の役できるなぁ”と思ったら、最後のどんでん返しでバスジャックしちゃったりとか。“またかよ!”って」と苦笑。今一番演じたい役は「普通の…普通のホームドラマですね」と笑った。

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2022年12月18日のニュース