【M-1】ウエストランドの優勝に「タイタン」太田光代社長「本当にうれしいです!」阿佐ケ谷の歓喜

[ 2022年12月18日 22:58 ]

太田光(右)と太田光代氏
Photo By スポニチ

 漫才日本一を決める「M-1グランプリ2022」決勝が18日、テレビ朝日系で放送され、2年ぶり出場のウエストランドが優勝。所属事務所「タイタン」の太田光代社長(58)が「うれしいです。本当にうれしいです!」と喜びのコメントをした。

 ウエストランドはファーストステージでは、河本太(38)の繰り出す「あるなしクイズ」をネタに、井口浩之(39)の怒りやうっぷんがネタを通じてにじみ出るような漫才で笑いを誘った。合計659点で、さや香(667点)ロングコートダディ(660点)に次いでファイナルラウンドへ進出した。

 ファイナルラウンドでも同じ「あるなしクイズ」ネタで勝負。井口の怒りはさらに増幅して爆笑をさらい、恋愛映画やアイドルにまで毒を“噴射”。お笑いの本場・大阪も「自分たちのお笑いが正義だという凝り固まった考え!」と切り捨て、審査員の富澤たけしは頭を抱えてうつむいてしまうほどだった。最後は井口はM-1さえも標的に。「M-1もウザい!アナザーストーリーがウザい!いらないんだよ!泣きながらお母さんに電話するな!」とまくし立て、嵐のような4分間を締めくくった。審査員7人のうち、6人がウエストランドに投票する圧倒的な勝ち方で優勝を収めた。

 タイタンからは決勝に「ウエストランド」「キュウ」が進出。M‐1に吉本以外の事務所から2組がファイナリストになったのは2002年、松竹芸能所属の「ますだおかだ」「アメリカザリガニ」以来の快挙。爆笑問題の太田光は今月、都内で行われたイベントの席で「どちらかが優勝ししたら賞金は社長が3、僕が7で。ぜひ勝ち取って、阿佐ケ谷の歓喜となれば」とジョークを交え、エールを送っていた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年12月18日のニュース