ラモス瑠偉氏「50年まで待つの?俺、生きてないから」 日本協会の目標設定に“ダメ出し”

[ 2022年12月18日 16:06 ]

ラモス瑠偉氏
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 サッカー元日本代表のラモス瑠偉氏(65)が17日深夜放送のフジテレビ「FIFAワールドカップ DAILY」に出演。日本サッカー協会が掲げる「2050年までにW杯優勝」という目標に“ダメ出し”する場面があった。

 番組にはラモス氏のほか、日本代表で活躍した前園真聖、大久保嘉人氏、松井大輔が出演。FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグで優勝経験のあるドイツ、スペインを破り、決勝トーナメント1回戦では前回準優勝のクロアチアと死闘を演じながらもPK戦で惜敗した日本代表について語った。

 目標とするベスト8進出のため“日本代表に足りないもの”を聞かれると、前園は「ポゼッションを高める」、大久保氏は「個の力」、松井は「PK」とそれぞれ回答。ラモス氏は「すべての面でレベルアップ」を日本代表に求め、「技術、ゲームの運び方、フィジカルな面でも。そのためにはそれぞれが自分のチームに戻って高いレベルで技術を磨くことが大切」と力説した。

 そして、日本代表が次回大会へ掲げる目標について「もっと高い設定にしてみましょうよ、次はベスト4!」とベスト8ではなく“もう一歩先”に設定することが大事としたラモス氏。さらには、日本協会の「2050年までにW杯優勝」という目標に触れ、「50年まで優勝するの待つの?俺、生きてないから。生きてるうちに優勝見たい」とジョーク交じりにぼやき、スタジオの笑いを誘っていた。

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2022年12月18日のニュース