用水路に大量の1万円札…現場担当したアナウンサー数万円発見も所有権移る1日前に持ち主発覚で思わず本音

[ 2022年12月18日 21:08 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 TBS系「報道の日2022」(後6・30~)が18日に放送され、今年7月に富山県富山市の用水路に大量の1万円札が流れ着いた“事件”について触れた。担当した富山TUTの毛田千代丸アナウンサーも現場で捜索し数万円を発見したが、所有権が移る1日前に持ち主が名乗り出たことに対しての本音を漏らした。

 今年7月、富山市の用水路に大量の1万円札が流れつく不思議な出来事が起こった。毛田アナが現場に駆け付けて用水路を捜索すると、「あった!」とわずか20メートルの間に3万円も落ちていた。

 さらに翌日も捜索すると「ありました。1万円ありました」と茂みの間に引っかかっていたのを発見。結果、2日間で少なくとも合計85枚の1万円札が警察に届けられたが、持ち主は見つからなかった。

 だが、騒動発生から3カ月後の毛田アナに所有権が移る1日前に落とし主が判明し、持ち主の元へ返された。大量の1万円札が用水路に流れた理由は、落とし主の80代の高齢者が1万円札を入れた紙袋を何かに引っかけて破れてしまい、川に落としてしまったという。

 スタジオの山崎怜奈は中継で出演した毛田アナに「1日待てば所有権が(毛田アナに)移ったわけじゃないですか。実際に落とされた方ご本人が名乗り出て、率直にどういう気持ちでしたか?」と質問。これに毛田アナは「ウソだろ!?と思いました。本当に!?」と本音を漏らした。

 また、落し物を拾った人は5~20%の範囲で報労金(報酬)を受け取ることができるが、代理人から「老後の生活資金だから、できれば報労金の権利を放棄していただけませんか?」と伝えられた。これに、ほとんどの方が権利を放棄したと毛田アナが明かした。毛田アナも「もちろんです」と、報労金の権利を放棄していた。

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2022年12月18日のニュース