和田アキ子 年内でTBSを退社する国山ハセンアナにエール「凄く成長してくれた」「どこ行ってもやれる」

[ 2022年12月18日 17:09 ]

歌手の和田アキ子
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 歌手の和田アキ子(72)が18日、TBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)に生出演。年内いっぱいで同局を退社する国山ハセンアナウンサー(31)にエールを送った。

 この日は、番組告知のために登場した国山アナに、ラスト生ドッキリ企画を行った。国山アナは2013年にTBSに入社、翌14年10月には「アッコにおまかせ!」の進行役に抜てきされたが、番組では国山アナの裏の顔として、入社当時のビックマウスぶりを暴露。進行の宇内梨沙アナウンサーが「入社式の日の番組収録で、具体的な目標はと問われた時に、“最も尊敬するアナウンサー、安住さんを3年で超えてみせます”」などと明かすと、国山アナは「ひどいもんです。本当に」と申し訳なさそうに話した。

 同局・安住紳一郎アナウンサーからは叱られなかったかと聞かれると、「しばらくお会いすることはできなかったですね。行ってからはセンター内もざわつきまして」と苦笑いした。国山アナは「アッコにおまかせ!」卒業後は19年9月から「グッとラック!」MCを務め、21年8月から「news23」のキャスターとして出演しているが、「『アッコにおまかせ!』あってのことです。『アッコにおまかせ!』でも2年目に入ってその時の経験とか、活躍している姿を見てもらって会社内でもそういう部分で評価していただいたのもあると思いますんで」と謙虚に語った。

 和田は「(カンニング)竹山なんかも覚えてると思うけど、みんなでハセン、ハセンって気さくに呼んでたからね。なんかやっぱりイケメンだったし、勉強熱心で。あたしなんかよく言ってたの、英語しゃべれんのかって。全然しゃべれないって言うから、“お前、その顔して英語しゃべれないのはおかしいよ”って。そしたら今や学校行って、ペラペラになって」と回顧。国山アナは「言っていただいたので、赤坂の英会話スクールに通うようになりました」と明かすと、和田は「彼は全うして、今や話せるし、本当にTBSをしょって立つと思ってた。私」と続けた。

 番組ではさらに国山アナを良く知るユーチューバーでタレントのフワちゃん、お笑いタレントのゆりやんレトリィバァ、同局「news23」のメインキャスターを務めるフリーアナウンサー・小川彩佳のコメントのVTRを放送した。

 そうして最後に国山アナへのはなむけのメッセージをと振られた和田は「なんかね、こういう生放送の番組中に言うっていうのもなんだけど、本当に私『アッコにおまかせ!』に君が担当で来てくれた時、マジで本当に凄く成長してくれたし」と感慨深げ。

 「いろんな番組を見てて、例えば雪が降って大変な時に、マフラーしてニット帽被ってると、“ハセン、それはないよ。見てる人は、寒い人もっといるんだから”って注意したりとか、今の小川さんと一緒にやられた時も、映ってないときに素の顔だったんですよ。“そういうのを視聴者は見てるし、どんなニュースもちゃんと答えられるように、で、TBSをしょって立ちなさい、君ならできる”って思ってたんですけど、この前に電話があってね、発表する前に。“お世話になったTBSを退社することになった”って言うから」と回顧。「でもね、本人が決めたことだし、君ならどこ行ってもやれると思う。がんばって」と太鼓判を押した。

 オルゴール音楽が流れる演出に「あたし年だから、こういう音楽聴くとあたしが泣くのよ」としながら、「きょうはみんなに感謝しなさい。これ、凄いじゃない、ハセンを盛り上げる会みたいで」と和田。国山アナは「報道の皆さんとも打ち合わせをさせていただいたんですけど、本当に一言も聞いてなかったです、きょう、皆さんからこういうふうに送り出していただけるっていうのは」と感謝した。

 和田は「きょう楽屋来た時からあの“やります”って言った時からドキドキしてた」と話すと、国山アナは「本当にうれしいです。アッコさんに“頑張りますっていうのは自分で言う言葉じゃない、周りの人に頑張ってるねって言ってもらえるように頑張れ”ってその言葉をいただいて、いつもその言葉を胸に刻んでこれからも精進していきます。ありがとうございます」と決意表明した。和田が「頑張って」と声をかけると、国山アナは「ハイ、また是非飲みに連れて行ってください」。和田は「行こう、行こう、長いぞ~」と笑顔を見せた。

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