【M-1】松本人志「こんなん大好きやねん」 最高得点に迫る一押しコンビがファーストRで落選

[ 2022年12月18日 21:41 ]

松本人志
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 過去最多の7261組が参加した漫才の日本一決定戦「M―1グランプリ2022」決勝戦が18日に行われ、7年連続審査員を務めるお笑いコンビ「ダウンタウン」松本人志(59)が、決勝初出場の「男性ブランコ」(昨年は準決勝敗退)に対して96点をつけた。

 「男性ブランコ」は「音符運び」をする仕事というユニークなネタを熱演。それぞれの音符を運ぶ途中で平井まさあきがアクシデントに逢い、相方の浦井のりひろに必ずぶつかって大事故になるという設定。平井が体全体を使って驚く表現方法も独特で、審査員も思わず笑った。

 96点の松本は「や~もう、おもろいわ。こんなん大好きやねん。でも、1位にはなれんか」とつぶやきながらも「俺は好きやわ」と再び絶賛した。同じくお笑いコンビ「中川家」の礼二も「よう、この設定でやろうと思いましたよ。コンビ2人がうなずいたわけでしょ。他のコンビやったら、こんなことできない。どっちが止めると思います」と独特なネタを絶賛。落語家の立川志らくも「おそらく、お茶の間のお年寄りはポカーンでしょうね。何をしているんだろうって。だけど全部、気持ち悪いのが心地よい」と賛辞が止まらず、松本、礼二も同調しながら笑う姿が映し出されていた。

 ただし、決勝ファーストラウンド最終組の「ウエストランド」に、3枠のファイナルラウンド、最後のイスを奪われて、男性ブランコは落選。浦井は「来年も何か、運びに来ます」とリベンジを誓った。

 ファーストラウンド10組で、松本が付けた「96点」は今回の大会では自身最高得点。松本は過去に付けた97点が最高得点で、それに迫る高評価を得ながらも、残念ながら敗退となった。

【松本人志の高得点】
2003年(第3回)フットボールアワーの97点
2010年(第10回)パンクブーブーの97点
2019年(第15回)ミルクボーイの97点

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