C―C―B笠浩二さんが死去 脳梗塞の危険因子は高血圧、糖尿病、肥満、喫煙、大量飲酒、ストレスなど

[ 2022年12月18日 14:56 ]

C―C―Bの笠浩二さん
Photo By スポニチ

 「Romanticが止まらない」が大ヒットしたロックバンド「C―C―B」のドラムスでミュージシャンの笠浩二(りゅう・こうじ)さんが14日午後6時23分、脳梗塞のため死去した。60歳。福岡県出身。葬儀・告別式は近親者のみで済ませた。後日、お別れの会を行う予定。所属事務所によると、7月末から持病の糖尿病の療養のため入院していたという。関係者によると、最近は体調不良で、移動の際には杖や車椅子を使っていた。

 脳梗塞は、脳の血管が詰まり、血液の巡りが悪くなることで脳細胞が酸欠、栄養不足状態になり、その部分の脳組織が壊死(えし)してしまう病気。原因は大きく分けて2つあり、1つは血栓が脳血管へ飛んで詰まるもので、もう1つは動脈硬化などで血管が細くなって詰まってしまうもの。脳梗塞の危険因子は、心臓病、高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満、喫煙、大量飲酒、ストレス、脱水、加齢などとされ、血圧の変動も大きな要素。発症すると、体のまひや言語障がい、記憶障がいなどの後遺症も残りやすく、再発も多い。血液の固まりを溶かす薬を服用し、血液の流れを回復させる血栓溶解療法が主流。

続きを表示

この記事のフォト

2022年12月18日のニュース