大久保嘉人氏 4年後W杯のスター「まだわからん」の理由 「4年前、三笘知らなかったでしょ?」

[ 2022年12月18日 18:07 ]

元サッカー日本代表の大久保嘉人氏
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 サッカー元日本代表のラモス瑠偉氏(65)、前園真聖(49)、松井大輔(41)、大久保嘉人氏(40)が17日深夜放送のフジテレビ「FIFAワールドカップ DAILY」に出演。4年後のW杯で活躍を期待する日本代表のスター候補を挙げた。

 前園は、今大会にも出場したMF久保建英(21=Rソシエダード)の名を挙げて「(スター)候補というか、なってほしい。彼が今回一番納得してないと思うんですね。彼だけじゃなくて攻撃の選手は守備に追われる時間が長かったと思うので物足りなさがあった」と説明。「決していいW杯じゃなかったと思いますけど、彼のメンタリティーとか海外での経験値も含めて、日本を引っ張っていかなきゃいけない選手ですから、期待したい」と話した。

 これに対して、ラモス氏は「見当たらない」、松井は「いないなぁ」、大久保氏は「まだわからん」と具体的な選手名を挙げず。松井は久保について「中心にならないといけない年になってくる。若手じゃない」とし、大久保氏は「4年前、三笘、知らなかったでしょ?みんな。そういう選手が(4年後までに)絶対出てくるから。まだわからん。絶対出てきますよ!」と力説した。

 ラモス氏が「国内で活躍してる10代の選手がいるのかな?海外でいるのかな?」と疑問を口にすると、「例えばレアルの下の組織にいる中井(卓大)選手とかじゃないですか?」と前園氏。大久保氏は「日本はなかなか使わないじゃないですか。でも今回のW杯でも(若手を)選んで出してやれば試合ごとに成長して自信つけていくんで。日本はバックアップで練習に連れて行くじゃないですか。でもバックアップで連れて行ってもまったく意味ないですから。練習相手ですからね」と語り、大舞台での経験の大切さを語った。

 松井は清水の21歳、MF鈴木唯人の名前を挙げ、「ドリブルを見ていてもちょっと違うものを持っている」と評価。「これからすぐ海外に出てもらって」と海外のクラブで挑戦することを勧め、「海外に行くことで経験値が上がる。そこで世界で戦って、W杯で日本代表に還元してもらうのが一番いい」とした。ラモス氏は横浜のMF藤田譲瑠チマ(20)について「すごい期待している」と話した。

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2022年12月18日のニュース