松原耕二キャスター コロナ分類見直しに「もっと多くの医療機関で診られるようにすることだけはして」

[ 2022年12月18日 09:45 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 TBSの松原耕二キャスターが18日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けについて言及した。

 現在、季節性インフルエンザと同じ感染症法上の「5類」に変更するかどうかを巡り、政府と専門家らの議論が本格化。医療体制や公費負担の在り方、変更時期が焦点となっているが、東京都医師会の尾崎治夫会長は13日の定例記者会見で、「季節性インフルエンザと全く同じ5類ではなく、新たな分類を作るべきだ」と述べ、一部公費負担の維持を求めている。新型コロナは同法で危険度が2番目に高い「2類」より幅広い措置が取れる「新型インフルエンザ等感染症」に位置付けられており、医療費の患者負担分は公費となっている。

 松原氏は「いろんな専門家にうかがっても2類か5類かって議論もある。インフルエンザと同じでいいじゃないかという議論もあるけど、まだやっぱり同じとは言えないし、もしかしたら変異によってまた強毒化に逆戻りする可能性もないとはいえないわけです。だからインフルエンザと同じにするというよりは、コロナはコロナでつくればいいじゃないかと」と指摘。そのうえで「ただ私もコロナにかかった時に薬にたどりつけなかった。だからもっと多くの医療機関で診られるようにして、少なくともかかったら新しい薬も出ましたし、たどり着けるようにすると。これだけは何とかしてほしいなと私は思います」と自身の考えを述べた。

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2022年12月18日のニュース