【東尾修 視点】勝敗分けた4回 森が「奪った」四球

[ 2020年6月20日 05:30 ]

パ・リーグ   西武3-0日本ハム ( 2020年6月19日    メットライフD )

東尾修氏
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 両先発投手ともに持ち味を出し、見応えのあるいい勝負だった。その中で光ったのが4回に森が選んだ四球。これが試合を分けた。

 連打でつくった無死一、二塁のチャンス。3球でカウント1―2と追い込まれながら、そこから低めへのチェンジアップを見極め続けた。本当に際どい、普通ならバットが止まらないところ。あれをやられると投手はたまらない。精神的にきつくなる。7球粘り「もらった」のではなく「奪った」四球。この場面でするべき「打撃」ができていた。満塁として、その後はボテボテの内野安打、押し出し死球、内野ゴロの間の計3点。森がつかんだ3点と言っていい。

 無死一塁で2番の源田にバントでなく強打させられるのも3番に森がいるから。あれは粘りというか技術。センスだと思うし、3連覇を目指す打線の心臓部とみて間違いない。

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