7回一挙8点!巨人開幕2連勝 田口1失点、高木は満塁救援でボーア斬り パーラ来日1号3ランでトドメ

[ 2020年6月20日 17:26 ]

セ・リーグ   巨人11―1阪神 ( 2020年6月20日    東京D )

<巨・神>4回1死三塁、左へ勝ち越し適時二塁打を放つ岡本(撮影・木村 揚輔)
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 リーグ連覇を目指す巨人が11―1と大勝し、伝統の一戦となった阪神との開幕カードで2連勝を飾った。

 先発した7年目左腕・田口が原口に打たれた4回のソロ本塁打だけに抑える5回4安打1失点の好投。打線は1―1で迎えた4回、1死三塁から主砲・岡本が今季初安打となる左翼線二塁打を放って勝ち越すと、さらに炭谷が押し出し四球を選んで3―1と2点差に広げた。3―1のまま迎えた7回の守りでは3番手・ビエイラが制球難から2死満塁のピンチを招いたが、ここでリリーフした高木が主砲・ボーアを見逃し三振にピシャリ。7回に相手のミスに乗じて坂本、岡本のタイムリーとパーラの来日1号となる3ランなどで一挙8点を入れて突き放すと、その後は鍵谷、藤岡の継投で逃げ切った。

 阪神は4回に原口の左越え1号ソロで一度は同点としたが、先発左腕・岩貞が追いついてもらった直後の4回に坂本、岡本に2本の二塁打を打たれて勝ち越しを許すと、押し出しを含む3四球と自滅。7回に2番手としてプロ初登板となったドラフト6位ルーキーの小川は最初に打席へ迎えたパーラに右前打されると暴投、バント処理で自らエラー、代打・大城に四球で満塁のピンチを招き、坂本、岡本に適時打されるなど1イニングを投げ切れず5失点と悔しいデビューとなった。

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