“神宮男”だ!中日・堂上 延長10回V犠飛 球団の開幕戦最長4時間49分熱戦制す「みんなの力」

[ 2020年6月20日 05:30 ]

セ・リーグ   中日9-7ヤクルト ( 2020年6月19日    神宮 )

<ヤ・中>10回無死満塁、勝ち越しの中犠飛を放ちガッツポーズでベンチに戻る堂上(撮影・久冨木 修)
Photo By スポニチ

 「神宮男」が乱打戦に決着を付けた。最後の攻撃となる延長10回無死満塁で中日の代打・堂上が中犠飛。昨季、打率・346、6本塁打と打ちまくった敵地で16年以来4年ぶりの開幕戦勝利をもたらした。「皆がつないでくれた場面だったので、なんとか点を入れたかった。皆の力で勝てた試合」。独りぼっちのヒーローインタビューでは笑顔を見せた。

 2点リードの最終回は守護神・岡田が2死満塁のピンチを招いたが村上を空振り三振に抑え、4時間49分と球団の開幕戦史上、最長ゲームを制した。与田監督も「今年のこの勝利というのは格別な思いがありますね」と3カ月遅れの開幕にしみじみ。「最後はヒヤっとしたけど、ドラゴンズファンが一生懸命応援してくれている、力を貸して欲しいと思っていた」と無観客でもファンの声援を信じ、白星をつかんだ。

続きを表示

この記事のフォト

2020年6月20日のニュース