フィリーズがフロリダのキャンプ地を閉鎖 8人に陽性反応 NBAの再開にも影響か?

[ 2020年6月20日 10:00 ]

5人が陽性反応を示したフィリーズの選手たち(AP)
Photo By AP

 大リーグのフィリーズは19日、フロリダ州西部のクリアウォーターに所有しているキャンプ地の施設を閉鎖した。AP通信によれば、同日までに選手5人とスタッフ3人の8人が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示しており、32人が検査結果を待っている状況。施設は地元の保健当局の管理下に置かれた。

 そのクリアウォーターから8キロしか離れていないダニーデンをキャンプ地にしているブルージェイズでは、40人枠に入っているマイナー上がりの投手1人が新型コロナウイルス特有の症状を訴えて検査を受け、球団側も対応に追われる事態となった。

 さらにクリアウォーター、ダニーデンに隣接しているタンパでは、北米プロアイスホッケーリーグ(NHL)に所属するライトニングの職員5人が陽性反応を示したためにここも施設を閉鎖。フロリダ州では検査数を増やしたこともあってここ2週間の1日の感染判明者は1422・7人とそれまでの平均の2・5倍に膨れ上がっているが、18日には過去最多の3207人の感染が判明するなど、本来「落ち着く」とされた期間を過ぎても“右肩上がり”が続いている。

 「フロリダ州はコロナ感染の次の中心地となる可能性が高い」と予想している専門家も多く、7月に同州オーランドでシーズンを再開させる北米プロサッカーリーグ(MLS)とNBAにとっては“招からざる状況”が続いている。

 一方、大リーグのジャイアンツもアリゾナ州スコッツデールのキャンプ地を閉鎖。選手か職員かの特定はされていないが、1人とその家族1人に症状が出ているためで、これを受けて大リーグの全球団はフロリダ、アリゾナ両州のキャンプ施設を全面的に閉鎖した。

 そのフロリダ州に隣接するサウスカロライナ州でも19日、過去最多となる1081人の感染が判明。全米大学フットボールの強豪、クレムゾン大(同州クレムゾン)では今月に入って無症状ながら23人の選手が検査で陽性反応を示した。同州ヒルトンヘッドでは現在、ゴルフのPGAツアー「RBCヘリテージ」が開催されており、無観客での実施とはいえ、警戒感を強めざるをえなくなっている。

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