阪神・矢野監督 継投裏目「もちろんオレの責任」7回2番手・岩崎まさかの逆転被弾

[ 2020年6月20日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2―3巨人 ( 2020年6月19日    東京D )

<巨・神>9回2死となり、大きく息を吐く矢野監督(右)(撮影・森沢裕)
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 勝敗をわけた1球は誰もいない右翼席で弾んだ。1点リードで迎えた7回。阪神・2番手の岩崎が失点を喫した。勝利が遠ざかった逆転弾。痛恨の1点差負けに、矢野監督はすべての責任を背負い選手をかばった。

 「もちろんオレの責任。うちの形としてそういう形でこう、いこうと。それだけで決めているわけじゃないけど、総合的に決めた中での判断。西は飛ばしてる。いろいろ疲れてるっていう判断の中でオレが下した判断」

 継投のタイミングに間違いはなかった。異例の開幕延期を経て先発した西は序盤から全力投球。ハイペースで飛ばしてチームを鼓舞していた。6回で97球。エースの状態など総合的に判断した指揮官は継投を選択した。虎の子の1点。7回は岩崎、8回はエドワーズ、9回は藤川で逃げ切る思惑だった。しかし描いていた勝利の青写真は無残にも崩れた。

 「(16日には)ファームも見に行っていたし、そのボールを見ても、今までのスグル(岩崎)と変わりないと。状態ではそう見えていた」

 迷いなく送り出した岩崎が被弾した。7回1死二塁。吉川尚への4球目だった。カウント2ボール1ストライクから内角に投じた速球をジャストミートされた1球。決勝弾となったが、甘いボールではなかった。今春キャンプ終盤に右足の張りを訴えて一時は2軍で調整。だが、5月31日の紅白戦で実戦復帰を果たすと、6月13日のオリックス戦、16日の中日2軍戦で登板。実戦3試合を無失点に封じ、ボール自体にも不安は見られなかった。

 「開幕としては悔しい結果になったけど、自分たちの野球をするっていう気持ちと姿勢は見せてくれた。だからこそ悔しいけど…」

 今季の戦い方はファンに示した。岩崎―エドワーズ―藤川。今後も勝利の方程式は変えない。悔しい黒星発進でも、初勝利は自慢の3本柱でつかみ取ると決めている。(山本 浩之)

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