DeNA 豪州リーグのキャンベラ・キャバルリーと戦略的パートナーシップ締結

[ 2018年7月18日 17:38 ]

 DeNAは18日、豪州ベースボールリーグ(ABL)のキャンベラ・キャバルリーと戦略的パートナーシップを締結したと発表した。国内球団でABL球団との業務提携は初めて。同リーグのシーズン期間は、日本のオフシーズンにあたる11月から2月まで。今季終了後、DeNAの選手とチームスタッフがキャンベラ・キャバルリーに派遣される。

 ABLは2010年に発足し、8球団が所属する豪州の国内プロ野球リーグ。リーグ発展のため、積極的に外国人選手の受け入れていることも大きな特徴だ。キャンベラ・キャバルリーはABL初年度よりリーグに参加しており、12―13年シーズンにレギュラーシーズン、ポストシーズンを制した強豪チーム。DeNAから派遣された選手は、シーズンオフにプレー機会を得るだけでなく、生活環境や異文化の中で、心身ともに成長することを目的としている。球団は事業を担う職員の派遣についても検討を進めている。

 DeNAの岡村信悟球団社長は「このたび、ABLの強豪キャンベラ・キャバルリーと戦略的パートナーシップを締結することができ、大変嬉しく思います。オーストラリアは南半球に位置し、日本のオフシーズンにトレーニングを積むには最適な環境にあります。選手たちには、オーストラリアの地で多くの経験を積み、ベイスターズに新たな価値をもたらしてくれることを期待しております。

また、今後、球団事業を担う人材交流も検討していきますが、今回のパートナーシップを通じて、事業面においても魅力ある企業になるよう、努力を重ねて参ります」とコメントを発表した。

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2018年7月18日のニュース