データで見る大リーグ・オールスター 過去の最多本塁打数は6本 マチャドには珍記録の予感

[ 2018年7月18日 14:58 ]

延長10回に勝ち越しの本塁打を放ったアストロズのブレグマン(AP)
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 今年の大リーグのオールスター・ゲームでは10本の本塁打が乱れ飛んだが、過去最多は3回記録されている6本だった。

 1951年にはスタン・ミュージアル(カージナルス)の一発を含めて6本塁打。1954年はアル・ローゼン(インディアンズ)の2発を含む6アーチがスタンドに突き刺さった。

 1971年はア・リーグがレジー・ジャクソン(アスレチックス)、フランク・ロビンソン(オリオールズ)、ハーモン・キルブルー(ツインズ)、ナ・リーグはハンク・アーロン(ブレーブス)、ジョニー・ベンチ(レッズ)、ロベルト・クレメンテ(パイレーツ)の計6本。同一年度の最多記録は2試合が行われた1959年と1960年の7本だったが、この記録も今年は3本上回った。

 大リーグの球宴史上第1号は1933年のベーブ・ルース(ヤンキース)。今年の10本を含めて通算本塁打数は197本となり、来年は誰が“通算200号”を放つのかが注目されることになりそうだ。

 なおア・リーグの遊撃手として先発したマニー・マチャド内野手(26=オリオールズ)はドジャースなどへのトレードが有力視されており、メジャー7季目での移籍が濃厚。球宴出場選手で前半戦と後半戦で違うユニフォームを着ると、1946年のフランキー・ヘイズ(捕手=インディアンズ→ホワイトソックス)、2016年のドリュー・ポメランツ(投手=パドレス→レッドソックス)に次いで史上3人目の“珍記録”となる。

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