巨人、ヤングマンで40試合ぶり貯金 初の甲子園「声援凄かった」

[ 2018年7月18日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4―2阪神 ( 2018年7月17日    甲子園 )

3勝目を挙げたヤングマン(撮影・成瀬 徹) 
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 野球が誕生し、最も古くからある球種がカーブ。昭和の大投手は同球種を主軸にした。球界に減少する「オールドスタイル」が、巨人・ヤングマンが日本野球に順応した理由だ。

 「カーブは米国時代から投げていた球種。米国と日本はスタイルが違うので、2軍で打者の出方を勉強した」

 4回までの40球は、直球26球にカーブ14球の2球種だけだった。初回先頭の糸原には、3球連続カーブで3球三振。5回は15球もカーブを投じた。全103球中では35球を投じ、7回2失点で初登板から3戦3勝。自己最多10三振を奪い「(2失点した)5回だけピンチがあったけど、乗り越えることができて良かった」と喜んだ。

 1メートル98の長身から球は大きく縦に曲がるが、性格は真っすぐ。助言に真摯(しんし)に耳を傾ける。初勝利後はブリタニー夫人と伊豆の下田に旅行に出かけた。来日前まで全く知らない場所だったが「チームスタッフが教えてくれたから行ってみた」というのが理由で1泊。ホテルでラーメンを食べ、朝食は納豆や焼き魚の和食を食べた。日本の文化にもなじんでいる。

 来日1年目の外国人投手の3戦3勝は巨人では88年のガリクソン以来、30年ぶりの快挙だ。「リズムのいい投球だった。球も走っていた」と高橋監督。4回の攻撃では2点先制後の2死満塁から、来日初安打となる左前2点適時打。この日、老川オーナーの辞任が発表されたが、チームは6連勝で5月25日以来の貯金1となった。

 ヤングマンにとって初めて敵地で経験した伝統の一戦。「自分が投球しているときは集中していたけど、ベンチで聞いた(相手ファンの)声援は凄かった」。また一つ、日本野球の伝統を学んだ。 (神田 佑)

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